転職活動にあたり、良さそうだと感じた会社も募集要項などでオヤッ?と思うことがあります。
- 固定残業代がある
- いつみても転職サイトなどで同じ企業が求人を募集している
- 軍隊式の泊まり込み研修をしている
固定残業代がある
給与の項目を見たときに、基本給に「月○○時間分の固定残業代含む」という記載があるケースを見かけます。
さらに「ほとんど残業はありません。月○○分を超える残業分は別途残業代を支払います」と併記されているのですが、ここで考えてしまうことがあります。
- 固定残業代を引くと基本給が非常に少ない
- 例えば月48時間分の固定残業代含むとなっていたとき、月22日勤務として1日平均2時間残業しても固定残業代の範囲となるため会社として残業させ放題である
これはカラクリがあるのではないかと疑心暗鬼になります。
記載とおり本当に残業が実際に少なければ、固定残業代含む給料がそのまま収入となりますが、固定残業代を支払っているというところを盾にして毎日のように残業させられる印象が強いです。
この辺りは是非、固定残業代が含まれる給与体系の会社で仕事をしたことがある方にお聞きしたいところですね。
本来、残業が実際に少ないのであれば普通に基本給を掲載すればすむ話です。
経理上なにか有利なのか、少ない基本給の金額に固定残業代を上乗せすることで給与面で他社と見劣りしないように考えられたものなのか勘ぐってしまうとその会社への応募はためらわれます。
いつみても転職サイトなどで同じ企業が求人を募集している
一時期であれば、企業が業務拡大を図り人材を多く採用することもあるでしょう。
ただ、何年にも渡りいつ求人サイトをみても常に募集をかけている会社も存在します。
実情はわかりませんが、その会社は「離職率が高いのではないか?」と疑念がわいてきます。
軍隊式の泊まり込み研修をしている
新入社員のチームとしての結束、一体感を得るためと謳って本来の業務とかけ離れた研修?をおこなう会社が存在します。
ここはあくまでも個人の意見ですが、閉鎖的な空間でパワハラまがいの指導をすることが、仕事の成長につながるとは思えないのです。脅すような指導は人の思考を停止させ、命令に従うだけの人間となるだけです。もっと他の方法でいくらでも前向きに人を成長させることはできるはずです。
まとめ
会社は実際に勤めてみないと分からないことはもちろんあります。
人間関係は、勤め始めとその後で同じ会社にいても異動や退職などで職場の人間関係も変化することが多々あります。
ただ、あとで後悔しないためにも些細なことも感じ取り、想像し、ある程度予測しながら選択することも大切です。
応募や問い合わせ時の、先方のメールや電話での対応、面接時には会社の雰囲気など少ない情報から推測することも忘れたくないものです。
今は実際にその会社で働いている人、すでに退職してしまった人から実際に働いてどうなのか書き込まれているサイトも複数存在します。
偏った書き込みもあるかもしれませんが、複数の人が同じような書き込みをしている場合には参考になることもあるかと思います。
ネガティブな面とポジティブな面の両方をみて、自分の方向性や性格など照らし合わせ、最終的な決断につなげることをお勧めします。
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