コロナ渦となって早1年、世界中で働き方をふくめた生き方を見つめなおすことが否が応にも必要な昨今、私自身も2年前から非正規社員として完全在宅を経験しています。在宅勤務で感じていることなどを書き連ねていきたいと思います。
なぜ在宅勤務をすることになったのか?
40代に入り、これまで安月給ながら蓄えてきた貯金を元手に中古マンションを購入し両親と一緒に住んでいましたが、父親がアルツハイマー型認知症となり、家族で見守ってきました。しかし、2018年末に両親が相次いで入院。私自身はその少し前に正社員として働いていた会社より、製品の売上減少に伴うリストラとなり転職活動中でした。父は退院の目途はたたず、母も一度は退院したものの2回目の入退院。父を見舞いつつ、母の見守りも必要となったことが在宅勤務をすることになったきっかけでした。
応募や採用までの流れ
一般的な転職サイトを通じて応募。面接もすべてオンラインでした。事前にメールでオンライン面接の時間について連絡があり、20-30分くらいの面接でしたがリアル面接のようにドアの開け閉めやら着席するタイミングなど気にしなくて良いのが大きな違いで話に集中できるというメリットを感じました。
会社により二次面接や、録画面接(テキストで用意された質問に画面をオンにした状態で回答する)も経験しました。対面の面接が緊張する人にとっては2回程度まで撮りなおせる録画面接も今の時代にもマッチしているのではないでしょうか。
その後の採用、入社までの流れも電話連絡ではなくメールできます。必要な機材は宅配便で送られてきます。光回線での有線接続が必須のため、仕事部屋に割り当てた部屋までリビングからLANケーブルを引き回す必要があったり、回線を少しでも早い契約に切り替えるなど事前準備が必要でした。
腰痛持ちの私にとって仕事用のイスも長時間座ることを考え背もたれやひじ掛け(調整可能)な品を選びました。
会社へ通勤していたときと在宅勤務の違い
何より最大の違いは「電車など公共交通機関での移動」通勤が無いということです。
これまで都心へ1時間半ほど満員電車に揺られて、ときには自分の腹痛と戦いながら、また車内で乗客同士のトラブルなどに辟易とし、電車の遅延に焦りながらと仕事以外の部分で大きなストレスになっていたのだとあらためて気づかされたことです。
また「外出しないため、気温に左右されない」のもメリットです。
夏場は汗をぬぐい、季節の変わり目はどの程度の服装(上着、重ね着をどうするか)迷うこともありましたが、在宅勤務ではエアコンで調整すれば事足ります。
さらにこれは良し悪しなのですが「寄り道」がなくなった。
ショッピングや外食は仕事帰りにすることも多々あり、これがストレス解消になっていたですがそれが普段はおこなえないのは、かなり残念です。仕事が休みの日に出かけていましたが、コロナ渦の今は以前のようにままなりません。
近い将来どうしていくか
最近はようやく、医療従事者からワクチン接種がスタートしました。2021年中にはワクチン接種も受けられると期待しますが、一度在宅勤務のメリットを感じてしまうと、通勤には戻れないし戻りたくありません。ただ、非正規雇用である以上、正社員登用は制度としてあっても現実はそう甘くはありません。会社に依存せずに生活費を稼いでいけるような仕組みを自分自身で試行錯誤しています。
もし、今後の自分の取り組みが功を奏するようでしたらブログでシェアしていきたいと考えています。
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