逃げる理由
「逃げちゃダメだ」「逃げ癖のあるやつは、また逃げる」などネガティブなイメージの多い言葉だが、
逃げることも時には必要な理由として「命を守る」ことにほかならない。
真面目な性格の人ほど、職場や学校生活などにおいて我慢しがちである。
友人や家族にも相談せず、一人で抱え込み、最終的に限界が生じて自ら命を落としてしまうことも残念ながらある。
悲しい選択をすることにより、本人は人生を断ち、それだけでなく残された家族や友人が悲しい思いを生涯引きずることとなるのだ。
生きていれば、やり直せることもある。たとえもう終わったと感じるような出来事があっても、そこから少しずつ歩を進めることはできるのだ。
逃げることにより、周りの目や言葉が気になる、カッコ悪いと考えると逃げることすらできなくなる。
カッコ悪かろうが、なんだろうが生き残ってやり直すんだという意思が大事だ。
場所や人間関係が変わることで状況が好転することもあれば、その逆もある。だからこそ悪い状況を変えたいときに立ち向かうのもひとつの方法だが、それができない状況なら逃げる。つまり無理やりでも状況を良い方向に変えるための選択肢があるということを忘れてはならない。
一度きりの人生を悲しい選択で終わらせてはならない。
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