子供の頃から存在していた書店がとうとう閉店することになった。
京王線沿線にあるチェーンの書店だが、どんどん閉店している。
電子書籍は便利だし、外に何冊でも持ち歩け、保管場所に困らないが、中高年の私には紙の書籍は目に優しく、物理的な所有欲もみたしてくれる。
これも時代の流れといえばそれまでだが、毎月数冊は小説やエッセー、雑誌など購入してきた。父の影響で本好きになり、仕事帰りに毎日のように立ち寄るのも日常だった。コロナ禍でも家時間を過ごすのにも欠かせなかったし、これからも存在して欲しかっただけに、なんとも言えない想いである。
これからも本は読み続けるが、書店のカバーを見て店舗を思い出すこともあるだろう。
長い間、本当にありがとうございました。他に言葉が見つからない。
2022年2月13日(日) 中河原店 閉店。
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